フッ素ってなに?

歯科医院でよく言われるフッ素とは正確にはフッ化物のことで
水に溶けるとフッ化物イオンを生ずる化合物のことです。
フッ素は地球上に多く存在している元素ですが、それ単体では存在できません。
実際は岩や土壌のミネラル成分として他の元素と結合した形で
地球上のあらゆるところに存在しています。
ですから、このフッ化物はすべての食物と清涼飲料水にも程度は様々ですが含まれています。

私達の身体の中にもフッ化物は取り込まれていて体の構成要素になっています。
フッ素元素はカルシウムと仲が良いので
カルシウムを多く含んでいる
骨や歯に多くフッ素は含まれています。
フッ化物もカルシウムと同じように適量を摂取する事で健康が維持できる
栄養素の一つです。

日本では「必須栄養素」として摂取基準値は設定されていませんが
WHOなどの専門機関はフッ化物を必須栄養素として位置付けています。
人の身体はいろいろな元素が集まってできていますが
酸素・炭素・窒素のように%単位で含まれているものを主元素といい
さらに少ない単位で含まれているものを
微量元素といいます。
最近注目されている微量元素のなかで一番多いのが鉄、
それについで
2番目に多いのがフッ素なのです。
その他微量元素の仲間には亜鉛や銅などがあります。

フッ素は歯に良いと言われています。
すでに書いたとおりカルシウムと仲が良いので
再石灰化を促進したり、歯そのものを酸に強く丈夫にします。
そして、適量のフッ化物の摂取は骨も丈夫にするという統計結果もでています。

 

 

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