噛むことの意味とは・・・ 人は日々なんどとなく噛むという行為をしています。
何気なくしていることですが、ただ、物を噛み砕くということだけでなく
いろいろな働きをしています。
ちょっとだけ、昔にこんな健康法を考えた人がいます
・ほんとうの食欲を待つこと
・もっとも食欲を訴え、かつ食欲の要求する有効な食物を選ぶこと
・完全に咀嚼して、味覚を味わいつくし、飲み込むよりほか仕方なくなったときに
飲み込むこと(目安はひと口につき30回くらい噛む)
・味覚を楽しみ、ほかの事を考えないこと
・食欲の起こるのを待つこと。食べたいと思うものをとり、よく噛み、よく楽しむこと。
あとは自然がうまく処理してくれる
by Fletcher
これは、よくかみ、よく味わって楽しく食事をすることが健康につながるということを言っています。
それだけ噛むという行為は人の健康に深く関わっているんです。
では、具体的に噛むということはつぎのような意味をもっています。
- 食べ物の消化・吸収を高める:いちばん基本的な働きですね。口は一番始めに食べ物が通過する消化器官です
- 顎骨・顔面の発育を促す
- 口腔内の自浄作用:口を動かす事によって、部分的に汚れが落ちます 働きにくい部分は虫歯になりやすい部位です
- だ液分泌の促進:消化の意味でも、自浄作用の意味でもとても重要です くわしくはだ液のはたらきで
- 食べ物のなかの異物を発見・除去:
- 味覚
- 精神状態の安定:ストレスがたまると歯ぎしりするという人はいませんか?
- 脳の発育や働きを促す:
- 身体の老化防止:ボケ防止などなど
- 肥満の防止:よく噛めばしっかり満腹中枢が働きます
- ガンの予防
- 自律神経の調整
しっかり噛めるということは全身の健康につながってくることがわかりますね
|